ワイヤレスイヤホンは飛行機に持ち込みできる?国内線・国際線のルールを解説

ワイヤレスイヤホンは飛行機に持ち込みできる?国内線・国際線のルールを解説

旅行や出張の際、長時間のフライトを快適に過ごすためにワイヤレスイヤホンは欠かせないアイテムです。


ただ、「飛行機に持ち込んでもいいの?」「機内で使っても大丈夫?」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか……。 

飛行機の座席に座り、窓の外の雲海を眺めながら微笑む人物の水彩画風イラスト。耳には白いワイヤレスイヤホンを装着しており、手前のテーブルにはコーヒーカップと本が置かれています。

この記事では、ワイヤレスイヤホンの飛行機への持ち込みルールから、機内での使用方法注意点までをイヤホン・ヘッドホン専門店e☆イヤホン分かりやすく解説します。


事前にルールをしっかり確認して、安心して空の旅を楽しみましょう! 

ワイヤレスイヤホンは飛行機に持ち込み可能!ただし条件あり

結論から言うと、ワイヤレスイヤホンは飛行機に”持ち込み可能”です。


ただし、預け荷物ではなく、手荷物として機内に持ち込む必要があります。


なぜそのようなルールになっているのか、理由と合わせて詳しく見ていきましょう。

結論:機内持ち込み手荷物が基本

ワイヤレスイヤホンに関する航空輸送ルールの図解。左側はリュックに入れ「機内持ち込み OK」と緑のチェックマーク、右側はスーツケースに入れ「受託手荷物 NG」と赤のバツ印が表示されています。

ワイヤレスイヤホンとその充電ケースは、乗客が機内に持ち込む「手荷物」として扱います


これは国内線・国際線ともに共通のルールです。


受託手荷物(カウンターで預けるスーツケースなど)に入れることは原則として禁止されているため、荷造りの際には必ず手荷物用のバッグに入れるようにしてください。

なぜ預け荷物はNG?リチウムイオン電池の危険性について

リチウムイオン電池の構造を示すイラスト。左側には薄型の単体リチウムイオン電池、右側には透明なケース越しに内部の電池や基板が透けて見えるワイヤレスイヤホンの充電ケースと本体が並んでいます。

ワイヤレスイヤホンやその充電ケースを預け荷物に入れられない理由は、内蔵されている「リチウムイオン電池」にあります。


リチウムイオン電池は、強い衝撃や圧力が加わることで発火や爆発を起こす危険性があるため、航空法上の「危険物」に分類されます。


目の届かない貨物室で万が一の事態が発生するのを防ぐため、リチウムイオン電池を内蔵した電子機器は機内持ち込みが原則となっているんです。 


飛行機へのワイヤレスイヤホン持ち込みルール詳細

ワイヤレスイヤホンを手荷物として持ち込む際の具体的なルールについて、さらに詳しく解説していきます。


特に、本体とケースの扱いや、航空会社による規定の違いは事前に確認しておきたいポイントです。

本体と充電ケースの取り扱い

ワイヤレスイヤホンの本体と充電ケースは、セットで手荷物として機内に持ち込みます。


保安検査場でケースから出すよう指示されることは稀ですが、PCやタブレットと同様に、電子機器としてスムーズに検査を受けられるよう準備しておくと良いでしょう。

国内線と国際線の違いは?

持ち込みルールに関しては、国内線と国際線で大きな違いはありません。どちらもリチウムイオン電池を内蔵した電子機器として扱われ、機内持ち込みが原則です。


ただし、預け入れる場合は、リチウム金属電池0.3g以下またはリチウムイオン電池2.7Wh以下に限られます(ほとんどのワイヤレスイヤホンは問題なし)。


また、渡航先の国や地域によっては独自の制限が設けられている場合もあるため、国際線を利用する際は念のため利用する航空会社の情報を確認しておくとより安心です。

主要航空会社(JAL・ANA)の規定

日本の主要航空会社であるJALとANAも、国土交通省の指針に基づき同様のルールを定めています。リチウムイオン電池が内蔵された電子機器の扱いは以下の通りです。


航空会社

ワイヤレスイヤホンの扱い

根拠

ANA

リチウムイオン電池が160Wh以下のものは機内持ち込み可能。預け入れは電源を完全にOFFにするなどの措置が必要。

ワット時定格量(Wh)が160Wh以下のリチウムイオン電池内蔵の電子機器は持ち込み・預け入れが可能と規定。

JAL

他の電子機器と無線通信を行う機能(Bluetoothなど)を有するものは常時使用可能。

航空法の改正に伴い、航空機の安全に影響ないことを確認の上、Bluetooth接続機器は常時使用可能と規定。


一般的なワイヤレスイヤホンのワット時定格量(Wh)はごく小さいため、この規定を超えることはまずありません。安心して機内に持ち込むことができます。


機内で充電はできる?モバイルバッテリーのルール

長時間のフライトでは、イヤホンやスマートフォンの充電が心配になることもありますよね……。そんなときは機内での充電事情と、モバイルバッテリーの持ち込みルールについて確認しましょう!

モバイルバッテリーには持ち込み制限あり

ワイヤレスイヤホンと同様に、モバイルバッテリーもリチウムイオン電池を内蔵しているため、飛行機内持ち込み手荷物として扱う必要があります。預け荷物には絶対に入れないでください。また、モバイルバッテリーには容量によって持ち込みに制限があります。


  • 100Wh以下:航空会社により個数制限あり(例:ANAは20個まで)
  • 100Whを超え160Wh以下:1人2個まで持ち込み可能
  • 160Whを超えるもの:持ち込み不可

一般的なモバイルバッテリーは100Wh以下のものがほとんどですが、大容量の製品をお持ちの場合は事前にワット時定格量(Wh)を確認しておきましょう!

機内のUSBポートを活用しよう

飛行機の座席背面に設置されたモニター下部のポート類を描いた水彩画風イラスト。USB Type-Aポート、オーディオジャック、およびテーブルの固定レバーが描写されています。

最近の航空機では、座席にUSBポートが設置されていることが多くなりました。USBケーブルを持っていれば、フライト中にスマートフォンやワイヤレスイヤホンを充電可能です。


ただし、すべての機材に設置されているわけではないため、モバイルバッテリーも併せて準備しておくと安心です。 


空の旅を快適に!飛行機でワイヤレスイヤホンを使う際のポイント

せっかく持ち込んだワイヤレスイヤホンを最大限に活用し、空の旅をより快適にするためのポイントをいくつかご紹介します!

ポイント1:ノイズキャンセリング機能を活用しよう

ノイズキャンセリング機能を視覚化したイラスト。中央のワイヤレスイヤホンの周囲に広がる穏やかな波紋が、外側の乱雑なノイズ(雑音)を遮断している様子を表現しています。

飛行機内は「ゴォー」というエンジン音や空調の音が常に響いていますよね?


周囲の騒音を低減してくれるノイズキャンセリング機能付きのワイヤレスイヤホンがあれば、気にすることなくクリアな音質で音楽や映画に集中できるんです! 静かな環境で休息を取りたいときにも役立ちます。

ポイント2:コンテンツは事前にダウンロードしておこう

機内Wi-Fiサービスは有料であったり、通信が不安定であったりすることがあります。


搭乗前に、お気に入りの音楽プレイリストや、見たい映画・ドラマなどをスマートフォンやタブレットにダウンロードしておきましょう!


オフラインで再生できるように準備しておけば、通信環境に左右されることなく楽しめます!

ポイント3:紛失・落下に注意しよう

機内でのワイヤレスイヤホン紛失・落下の注意喚起イラスト。左側は座席の隙間にイヤホンが入り込んでいる様子、右側はテーブルの上でケースから慎重にイヤホンを取り出そうとする手元を描写しています。

完全ワイヤレスイヤホンは小型のため、機内の座席周りで落としてしまうと見つけるのが困難です。


特に、座席の隙間に落ちてしまうと簡単には取り出せません……!


ケースから出し入れする際は、テーブルの上など安定した場所で行い、使用しないときは必ずケースにしまっておくようにしましょう。 


ワイヤレスイヤホンの持ち込みに関するよくある質問

最後に、ワイヤレスイヤホンの飛行機持ち込みに関して、多くの方が抱く疑問にお答えします。

有線イヤホンなら制限はない?

飛行機の機内テーブルの上に置かれた有線イヤホンのイラスト。長いケーブルが丸められており、先端に3.5mmオーディオプラグが付いています。

有線イヤホンにはリチウムイオン電池が内蔵されていないため、持ち込みに関する特別な制限はありません


手荷物・預け荷物のどちらに入れても問題ありません。スマートフォンの充電を気にせず使いたい場合や、機内のエンターテイメントシステムを利用したい場合に便利です。

有線イヤホンを使うには変換アダプターが必要な場合も!

白いプラスチック製の筐体に、2つの金色の3.5mmオーディオプラグが平行に突き出した、航空機用ヘッドホンアダプターの水彩画風イラスト。側面にはヘッドホンを接続するためのジャックが1つ付いています。

――なぜ変換が必要なの?


最近の機体(特に国際線や新しい機材)では一般的なイヤホンジャックが備わっていることも多いですが、少し前の機体や特定の座席では、「2ピン式」と呼ばれる航空機専用の端子が使われていることがあるからです。


お手持ちのイヤホンをそのまま差し込めない場合、画像のようなアダプターを介して接続する必要があります。

3.5mmジャック: 自宅のオーディオなどと同じ、そのまま挿せるタイプ。

2ピン式(航空機専用): 少し古めの機体に多いタイプ。アダプターが必須です。

USB-C ポート: 最新の機材やエコノミークラスの新仕様で見かけることが増えています。

機材の種類によって、接続口のタイプはさまざまです。


せっかくお気に入りのイヤホンを持参しても、端子が合わないと機内エンターテインメントを楽しめません。


事前に利用する航空会社の機材情報をチェックしておくか、変換アダプターを一つポーチに忍ばせておくのが、長旅を快適に楽しむための秘訣です!

複数台の持ち込みは可能?

飛行機の機内テーブルに置かれたノートパソコンとスマートフォンの水彩画風イラスト。スマートフォンの画面にはペアリングされたワイヤレスイヤホンのアイコンが表示されています。

個人で使用する範囲であれば、ワイヤレスイヤホンやスマートフォン、PCなどを複数台持ち込むことは問題ありません。


ANAでは、一人あたり15台までの電子機器の持ち込みが許可されています。


ただし、予備電池(モバイルバッテリーなど)の数には制限があるため注意が必要です。 


まとめ

空港の搭乗ゲート付近で、窓の外の飛行機を背景にスマートフォンとワイヤレスイヤホンを持つ人物のイラスト。出発前にデバイスの接続を確認している様子。

ワイヤレスイヤホンは、ルールを守れば安心して飛行機に持ち込み、機内で使用することができます。重要なポイントは、「必ず手荷物として機内に持ち込む」ことと、「機内モードでもBluetoothは使える」という2点です。

この記事を参考に、しっかりと準備を整え、お気に入りの音楽と共に快適な空の旅をお楽しみください。


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